金沢港大浜埠頭に寄港した「クイーン・エリザベス」(小型無人機から)

金沢港大浜埠頭に寄港した「クイーン・エリザベス」(小型無人機から)

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海の女王、洗練豪華 クイーン・エリザベス、金沢初寄港 2千人、市内観光を満喫

北國新聞(2019年4月24日)

 英国のクルーズ船「クイーン・エリザベス」が23日、金沢港に初めて寄港した。「海の女王」と呼ばれる豪華客船は約2千人を乗せて同日朝、大浜埠頭(ふとう)に到着、下船した乗客は着物姿の加賀友禅大使やミス加賀友禅の出迎えを受けた後、バスで金沢の中心市街地などへ向かって観光を楽しんだ。船内では石川県内の自治体、港湾関係者向けの見学会と歓迎式が行われた。
 船は全長294メートル、9万901トン、12階建てで高さは57メートル。日本周遊クルーズは初めてで、19日に横浜を出発した。函館、秋田、金沢、境(鳥取)、韓国・釜山、八代(熊本)の各港を巡って28日に横浜へ戻る。
 椎名芳子さん(71)=東京=は「船内はデラックスで最高。ビュッフェでいつでも食事が取れるのでうれしい」と話した。フィリピン・マニラから訪れたケネス・デグアングルさん(27)は「街を散歩して、ラーメンを食べたい」と笑顔でバスに乗り込んだ。
 ほっこく観光(金沢市)は金沢21世紀美術館や卯辰山を回るツアーを用意し、38人が利用した。
 見学会では谷本正憲知事、安宅建樹金沢港振興協会長らが3階まで吹き抜けになった豪華なロビー、毎晩パーティーが催されるダンスホール、多数のレストランやバー、英国式パブ、カジノ、プールのあるデッキなどを見て回った。
 歓迎式で谷本知事は「県民が熱望していた初入港を心から歓迎する。金沢港にとって大変な名誉だ」とあいさつ、サイモン・ラブ船長が「来年も金沢への寄港が決まっている。それ以降も寄港が増えることを楽しみにしている」と応えた。
 船は午後6時に金沢港を出港した。

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