水揚げしたマコガレイの身の質を調べる手持会長(中央)ら

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「万葉かれい」品質上々 射水の沿岸漁業研5月6日出荷

北日本新聞(2019年4月26日)

 新湊産のマコガレイを「万葉かれい」としてブランド化している漁師グループ「沿岸漁業研究会」は25日、旬を迎えたマコガレイの品質を検査した。肉厚で味や身の締まりが上々だったため、5月6日から出荷することを決めた。

 地元の若手漁師が2011年に研究会を設立。品質の良い個体を厳選し、水揚げ後に水槽に入れて泥を吐かせることで泥臭さを消して風味を増し、12年から出荷している。

 この日は手持知也会長(38)らが射水市八幡町(新湊)の鮮魚店「片口屋」に、体長40センチ前後、重さ400~600グラムのカレイを持ち込んだ。片口和也社長(40)が刺し身に仕上げ、メンバーが試食。「身の厚さや色が最高の状態」と判断し出荷を決めた。

 身はきめが細かく、弾力があるモチモチとした食感で、臭みがなくうま味が強い。重さ400グラム以上の個体にタグを付けて新湊漁港の昼競りに出す。新湊近海のマコガレイは夏にかけて肉厚になり、味がさらに向上する。

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