「観音町」復活を前に取り付けられた街区表示板を見詰める長田会長(右)=東山1丁目

「観音町」復活を前に取り付けられた街区表示板を見詰める長田会長(右)=東山1丁目

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改元とともに歴史紡ぐ 観音町準備万端

北國新聞(2019年4月27日)

 旧町名「観音町(かんのんまち)」が復活する東山1丁目で26日、町名を示す街区表示板が取り付けられた。「平成」から「令和」に改元される5月1日、53年ぶりによみがえる。「観音町をよくする会」の長田淳会長(48)は「令和と一緒に歴史を紡いでいきたい」と述べ、新たな時代とともに一歩を踏み出すまちの飛躍を誓った。
 今回復活するのは、観音町1~3丁目で、面積は1丁目が約0・8ヘクタール、2丁目が約0・5ヘクタール、3丁目が約2・4ヘクタールとなる。この日は区域内の商店の壁面など16カ所に縦56センチ、横12センチの表示板が設置された。
 市によると1616(元和2)年、現在地に観音院が建てられ、浅野川大橋までの道を拡張した際に通りが観音町と称されたことが町名の由来とされる。1966(昭和41)年の住居表示の実施により、観音町3丁目の一部を除いて東山1丁目に組み入れられた。
 現在も町会名に「観一」「観二」「観三」の名残があり、町会活動は旧町の区割りで行われている。旧町名復活は、観音町をよくする会を中心に検討され、昨年5月に各町会長が山野之義市長に申し出た。
 昨年4月1日時点で、観一町会には44世帯、観二町会に27世帯、観三町会に31世帯が暮らす。観一町会長も務める長田さんは「旧町名復活を機に歩んできた歴史を見直し、絆を再確認して一丸となって盛り上げていきたい」と力を込めた。現地では5月13日に記念式典が行われる。

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