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新発田・菊水酒造 出来たて生原酒 売店新設し販売

新潟日報(2019年4月27日)

 菊水酒造は4月28日から、新潟県新発田市島潟の本社敷地内に、醸造されたばかりの生原酒などを販売する新たな売店を設け、創業家邸宅部分の日本庭園の公開も始める。

 同所では昨秋、日本酒や食に関する資料を集めた「日本酒文化研究所」の一般公開を開始。併せて売店や庭園を訪れてもらうことによって、より発信力を高めようと企画した。

 売店は本社の一室を改修して開設。出来たての生原酒をその場で瓶に詰めて販売するほか、熟成された味わいが楽しめる2009年醸造の「ふなぐち菊水一番しぼり」など、一般の小売店では買えない商品を中心に約70点をそろえる。地元で製造された麩(ふ)や米菓などの食品も置く。

 庭園は創業家の邸宅に面した約700坪の枯山水庭園で、1969年に柏崎市出身で日本を代表する作庭家田中泰阿弥(たいあみ)が手掛けた。北越後の豊かな自然を取り込んで作られたという。

 同社の岸俊宏執行役員は「日本酒の文化的な奥深さを感じてもらうとともに、北越後の魅力を知ってもらいたい」と話した。

 売店の営業時間は午前9時半~午後4時半。日曜祝日は休みだが、大型連休中は営業する。問い合わせは、(0120)230101。

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