海上からの景観を手軽に楽しめる氷見沖クルージングの安全祈願祭は30日、氷見市中央町の市漁業文化交流センターで行われた。強風のため試乗会は見送り、1日から運航を始める。11月中旬まで。
一般社団法人・富山湾マリン(代表理事=松原勝久氷見市観光協会長)が観光振興を目的に毎年実施している。同センター前の乗り場から約25分かけて唐島、阿尾城跡、定置網などを見て回る。
神事の後、松原代表理事が「あすの令和初日に、運航も初日を迎える。たくさんの人に氷見の魅力を感じてもらいたい」とあいさつした。林正之市長が期待の言葉を述べ、寺下利宏氷見商工会議所会頭らが加わってテープカット。関係者は遊覧船に乗り込み、シーズン中のにぎわいを願った。