オープンした「弥彦ブリューイング」のタップルーム=1日、弥彦村

オープンした「弥彦ブリューイング」のタップルーム=1日、弥彦村

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弥彦ブリューイング 初のビール醸造所始動

新潟日報(2019年5月3日)

 新潟県弥彦村にある酒屋「弥生商店」が、令和の幕開けとなった5月1日、村で初のクラフトビール醸造所「弥彦ブリューイング」をオープンさせた。醸造所にはその場で飲める「タップルーム」が併設され、村のブランド米「伊弥彦米」を副原料に使った自家醸造の「伊弥彦エール」などが楽しめる。社長の羽生雅克さん(42)は「弥彦観光の呼び水として地域を盛り上げたい。いずれは弥彦の新たな特産品となればいい」と意気込んでいる。

 弥彦ブリューイングでは、伊弥彦エールのほか、県内各地のクラフトビールやワイン、手作りのおつまみが楽しめる。

 弥生商店は酒類の小売りを専門としてきたが、3代目となる羽生さんへの代替わりに当たり、国の補助を受けて、本店として営業していた店舗を改装。約40平方メートルの醸造所と、10席ほどのタップルームを設けた。

 クラフトビールの醸造責任者は羽生さんの姉、久美子さん(49)が務める。県内の大学卒業後、実家の店頭に立ち続けてきたが、「自分で造った酒を売ってみたい」と一念発起。県内外の醸造所で研修を積み、知識と技術を身につけた。

 1日は、神社の参拝客や地域住民でにぎわいを見せた。4月13日に仕込んだ「第一号」の伊弥彦エールを口にした人たちからは「くせがなくて飲みやすい」「フルーティーで優しい味」と上々の評価だった。

 久美子さんは「たくさんお客さんが来てくれてありがたい。弥彦の農産物を使ったいろんな種類のビール造りに挑戦し、季節に応じて出していきたい」と力を込めた。

 5日まで毎日午後1時~7時に営業。その後は金曜と土日祝日の同時間帯に営業予定。弥彦村の多目的施設「ヤホール」で5日まで開かれている「やひこ麦の陣」でも伊弥彦ビールなどを味わうことができる。問い合わせは酒屋やよい弥彦神社前店、0256(94)5841。

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