糸目を取り付けるため「令和」と大書された凧を広げる枇杷首自治会の関係者=射水市枇杷首

糸目を取り付けるため「令和」と大書された凧を広げる枇杷首自治会の関係者=射水市枇杷首

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6畳凧に「令和」大書 19日に越中だいもん凧まつり

北日本新聞(2019年5月4日)

 射水市大門カイトパークで19日に開かれる「越中だいもん凧(たこ)まつり」を前に、同市枇杷首(びわくび)自治会は新元号の「令和」と大書した6畳大の大凧を制作した。武者絵や浮世絵、だるまなどカラフルなデザインが多い自治会大凧の中、文字だけのデザインは珍しい。同自治会は「凧まつりの伝統を新しい時代に伝承していく決意を込めた」と話している。

 同自治会では毎年、正月の顔合わせの時に大凧の図柄を話し合うのが恒例。武者絵や浮世絵を描くことが多かったが、改元直後に開催される今回は新しい元号を大書することを申し合わせた。

 凧作りは、新元号発表から間もない4月初めからスタート。丸みを帯びた「勘亭流」と呼ばれる書体で中央に「令和」と大書し、右上に枇杷首を示す「枇」の文字を配した。4月下旬に揚がり具合を調節するための糸(糸目)を取り付けて凧を完成させた。

 まつりは1973(昭和48)年、同自治会が児童会の凧揚げ大会を開いたのがルーツ。現在は射水市を代表する初夏の催しの一つとして知られる。同自治会の米谷正志会長(71)は「昭和、平成に続き、令和の時代でも、多くの人に親しまれる催しであり続けてほしい」と話している。

 越中だいもん凧まつりは北日本新聞社など協賛。

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