会場では、つきたてのもちや和菓子が来場者に振る舞われた=金沢城公園

会場では、つきたてのもちや和菓子が来場者に振る舞われた=金沢城公園

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百万石の菓子文化を堪能

北國新聞(2019年5月4日)

 「金沢城菓子物語百万石菓子百工展」(同実行委員会主催、北國新聞社など後援)は3日、金沢城公園をメイン会場に3日間の日程で開幕した。三の丸北園地の会場には、上生菓子の細工体験コーナーや地元菓子店の銘菓をそろえたテントが軒を連ね、家族連れが藩政期から受け継がれる豊かな菓子文化を堪能した。
 県菓子工業組合による和菓子作り体験コーナーでは、季節にちなんで青葉をかたどった上生菓子「青(あお)楓(かえで)」と「こいのぼり」の細工を組合員が手ほどきした。来場者は三角べらの扱いに苦心しながらカエデの葉などを細かく表現し、職人技の一端に触れた。
 地元の老舗が手掛けたきんつばやじろあめなどが並んだのは「菓子百工街」。金沢菓友会(かゆうかい)が限定販売する、五郎島金時のあんを詰めたもなかも人気を集めた。
 石川門入口休憩所に設けられた「金沢城カフェ」では、七尾市出身のパティシエ辻口博啓さん監修の洋菓子店「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」のケーキが九谷焼や山中漆器の器で提供された。
 河北門では、菓子文化の歴史を紹介する展示が行われ、四季の節句に合わせて藩士や庶民が味わった菓子の意味合いに来場者が理解を深めた。加賀豊年太鼓の勇壮な演奏も披露された。
 5日まで。期間中は午前10時半と午後2時に「珠(たま)姫(ひめ)てまり」やもちを先着200人に振る舞う。

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