観客からたくさんのおひねりが投げられた大鹿歌舞伎の春の定期公演

観客からたくさんのおひねりが投げられた大鹿歌舞伎の春の定期公演

長野県 伊那路 祭り・催し

「大鹿歌舞伎」おひねり次々 春の定期公演1000人鑑賞

信濃毎日新聞(2019年5月4日)

 下伊那郡大鹿村で3日、江戸時代から伝わる地芝居「大鹿歌舞伎」(国重要無形民俗文化財)の春の定期公演が大磧(たいせき)神社で開かれた。「本朝廿四孝(にじゅうしこう)十種香の段」と「鎌倉三代記三浦別れの段」の二つの演目を披露し、県内外から訪れた約千人が鑑賞。涙を誘う場面や、役者が見えを切る場面ではおひねりが次々に舞台に投げられた。

 十種香の段は、定期公演では初めての演目で、上杉謙信の娘、八重垣姫がいいなずけの武田勝頼に愛情を伝えるシーンや、謙信が勝頼に追っ手を差し向ける場面が見せ場。村民らの迫力と情感あふれる演技に、観客からは「日本一」との掛け声も飛んだ。

 大鹿歌舞伎を初めて見たという吉川信栄(のぶえ)さん(75)=神奈川県葉山町=は「若い役者もいたが、上手で驚いた」と満足した様子。「(10月の)秋公演にも来たい」と話していた。

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