閉幕が迫り、多くの来場者が熱心に鑑賞した=県民会館

閉幕が迫り、多くの来場者が熱心に鑑賞した=県民会館

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秀作 目に焼き付ける 日展富山展きょうまで ファン続々 会場熱気

北日本新聞(2019年5月6日)

 県民会館で開催中の「改組新第5回日展富山展」は5日、閉幕が翌日に迫り、秀作の数々を目に焼き付けようと大勢の美術ファンが詰め掛けた。作品に近づいて表現方法を熱心に確認したり、家族や友人同士で感想を言い合ったり、会場は終日熱気に包まれた。6日まで。

 日展は国内最大級の総合美術展。富山展は日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門の約270点をそろえている。

 5日は開場の午前10時前から約30人が入り口で待ったため、10分早めて入場を開始。熟年の夫婦から親子連れら幅広い世代が続々と足を運んだ。富山市寺島の小林昌作さん(78)は、妻と共に来場。「閉幕が近づいたので、ぜひ見ようと思って来た。これだけの大作が一度に鑑賞できるのは貴重な機会」と話した。

 母、祖母と一緒に来た高岡市成美小5年の橋本留奈さん(11)は「迫力や優しさ、輝きなどそれぞれに個性があり、作者の気持ちが込められていた」と感動した様子。同小3年で妹の乙葉さん(8)は「絵画に描かれた人や動物が動き出しそうだった」と笑顔を見せた。クラスメート男子3人で訪れた小杉高3年の柳原陽向さん(17)は、「写真のようにリアルな絵が印象に残った」と語った。県内作家による作品解説会も行われ、多くの人が耳を傾けた。

 開場時間は午前10時から午後5時半(入場は午後5時まで)。一般1100円、高校・大学生500円、小中学生200円。公益社団法人日展、北日本新聞社、県民会館主催。北日本新聞創刊135周年記念事業。

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