塩嶺小鳥バスで塩嶺御野立公園を訪れ、野鳥を観察する人たち

塩嶺小鳥バスで塩嶺御野立公園を訪れ、野鳥を観察する人たち

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朝の塩嶺で野鳥観察を 上諏訪駅を午前4時50分出発

信濃毎日新聞(2019年5月9日)

 諏訪市のJR上諏訪駅を日曜日の早朝に出発し、岡谷市、塩尻市境の塩嶺御野立(おのだち)公園で野鳥を観察する「塩嶺小鳥バス」の運行が始まった。標高1020メートルの同公園は、広葉樹と針葉樹がバランス良く交じった植生が特徴。一帯では110種類の鳥類が観察されており、岡谷市は「野鳥のさえずりを聞きながら早朝の森を歩こう」と参加を呼び掛けている。運行は6月末まで。

 同バスは、日本野鳥の会諏訪支部の前身「諏訪探鳥会」が1954(昭和29)年に運行を始め、79年に岡谷市に移管された。今年で66回目。同支部の林正敏支部長(75)を中心とした会員の解説が分かりやすいと好評で、毎年県内外から愛好家が集まる。

 今年の運行が始まった5日は、県内外の85人が参加。野鳥の鳴き声が降り注ぐ中を2時間ほど歩き、キビタキやコサメビタキ、コゲラ、イカルなどを観察した。林支部長は「ゴジュウカラは木(の幹)を伝って真っ逆さまに歩いて降りることができる」「エナガの尾羽が曲がっているのは丸い巣の中で抱卵して癖がついたから」などと、鳥ごとに生態や鳴き声の特徴などを解説した。

 同バスは、上諏訪駅西口を午前4時50分に出発し、諏訪湖畔、下諏訪町内、岡谷市内を巡り、5時50分に同公園に着く。帰りは同公園を8時半に出発し、同じルートを戻る。中学生以上は諏訪市内で乗車する場合は1200円、それ以外は千円。小学生は半額。双眼鏡を無料で貸し出す。問い合わせは岡谷市商業観光課(電話0266・23・4811)へ。

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