福井県福井市松本地区を流れる底喰川(そこばみがわ)で5月11日、アヒルのおもちゃを流して順位を競う「第3回ダックレース」が行われた。親子らが川の流れに乗って白熱のレースを展開するアヒルたちに声援を送り、地元の自然への親しみも深めた。
地区内の河川改修工事が予定されている中、底喰川に関心を持ってもらおうと、松本公民館が2年前から続けている。
アヒルには番号が付けられており、着順によって景品が当たる仕組み。1個100円でエントリーでき、地区内外から約300個分の申し込みがあった。
児童と保護者ら約40人が見守る中、同市町屋2丁目の橋の上からアヒルを一斉に落とし、レースが始まった。子どもたちはすいすい"泳ぐ"アヒルに声援を送りながら追いかけていった。春山小3年の西潟考平君は「どれが1位になるか分からず、どきどきしながら追いかけた」と楽しんでいた。