高岡銅器と組子で作った組子風鈴

高岡銅器と組子で作った組子風鈴

富山県 高岡・氷見・射水 特産

目と耳で楽しむ風鈴 高岡銅器と組子細工コラボ

北日本新聞(2019年5月13日)

 平岡銅器着色所(高岡市金屋町)と河島建具(砺波市荒高屋)は、高岡銅器と組子(くみこ)細工を組み合わせた「組子風鈴」を共同で製作した。両社は「新しい工芸品として広くアピールしたい」と意気込んでいる。

 平岡銅器着色所は仏具などの銅器を着色し、これまでに金閣寺の鳳凰像の修復などを手掛けた。河島建具は、くぎを使わずに木材を組み合わせる「組子」の技法を使い、欄間やふすまなどの建具を製作している。

 両社は伝統工芸品をインテリアとして使ってもらおうと、昨年7月に「高岡銅器組子」ブランドを設立した。同12月には、県の「明日のとやまブランド」に選ばれた。

 完成した組子風鈴は「麻の葉」や「角麻」など6種類の文様があり、風鈴の部分は銅合金に漆を焼き付けて着色した。短冊には五箇山の和紙などを使い、組子から短冊までの長さは約40センチ。企画した河島建具の河島亜紀さん(42)は「季節や和洋を問わず使える。目と耳で楽しんでほしい」、平岡悦子さん(62)は「富山の職人の技を集めた作品を県内外に発信したい」と話した。

 商品は平岡銅器着色所と河島建具で販売しており、価格は1万2千円~1万8千円(税別)。今後、インターネットや県内外の百貨店での販売も目指す。

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