射水市の大門カイトパークで19日に開かれる「越中だいもん凧(たこ)まつり」(北日本新聞社協賛)に向けた凧づくり教室が同市大門小(金津志津校長)であり、5年生137人が六角凧の制作に挑戦した。
凧づくり教室は、児童が地元の祭りに興味を持ち郷土への愛着を深めてもらおうと、総合的な学習の時間の「ふるさと学習」として実施した。
越中大門凧の会メンバーの下條克美さん(70)=同市大門=が講師を務めた。児童たちはあらかじめ自分の名前やイラストを描いた六角形の和紙に、ボンドで竹ひごなどを固定していった。この日は途中まで仕上げ、残りはまつりまでに完成させる。
児童はまつり当日、自分たちで作った凧を揚げて楽しむ予定。岡本美空(みく)さん(10)は「空に向かって高く、美しく凧が揚がってほしい」と話した。