飼育員に抱えられるシバヤギの「こごみ」(右)と「わらび」

飼育員に抱えられるシバヤギの「こごみ」(右)と「わらび」

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ヤギの赤ちゃん、かわいい2匹 長野・茶臼山動物園

信濃毎日新聞(2019年5月15日)

 長野市の茶臼山動物園で3年ぶりに生まれたシバヤギの赤ちゃんが来園者の人気を集めている。雄と雌の2匹で、5日に生まれたばかり。11日から園内の一角にある「子供動物園」で一般公開されており、飼育員は「今が一番かわいい時期。ぜひ見に来て」と呼び掛けている。

 同園は雄を「わらび」、雌を「こごみ」と名付けた。8歳になる父ヤギの「蕗之薹(ふきのとう)」と同様に山菜の名前にちなんだ。わらびは体長約45センチ、体重約2・3キロで、こごみは同約40センチ、約1・8キロ。日中は昼寝を挟みつつ、元気に走り回っている。設置された30センチほどの高台に飛び乗ることもあるという。

 同園によると、5歳の母ヤギ「蜜豆(みつまめ)」は2回目の出産。しっかりと母乳を飲ませる姿に、飼育員の小嶋健太さん(30)は「母親としての成長を感じます」とうれしそう。2匹は当面園内で飼育するが、シバヤギは人気が高く、県外の動物園などに移る可能性もあるという。来園した伊那市の女性(26)は「もふもふしていてかわいい。2匹とも元気に育ってほしい」と話していた。

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