流木や扇子などで飾ったカフェの室内

流木や扇子などで飾ったカフェの室内

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長屋改装、アートなカフェバー 諏訪とペルー出身の2人が松本に

信濃毎日新聞(2019年5月16日)

 松本市深志3で築約70年の長屋を改装したカフェバー「Minka House(ミンカ・ハウス)」が今月、オープンした。諏訪市出身で松本市の専門学校で料理を学んだ森田新さん(24)と、パートナーでペルー出身の鈴木彩良さん(26)が経営。店内は流木や扇子、金魚鉢などを飾り付け、手作りのペルー料理も提供する。市民と刺激し合える場所にしたいという。

 2人は、ともに勤務していた三重県の高級旅館で出会った。日本人の両親を持つ鈴木さんは18歳の時、両親のルーツを知ろうと来日。デザイナーを志し武蔵野美術大(東京)で空間演出デザインを学んだが、「メッセージ性よりも目新しさばかり重視されている」と感じて中退した。その後、各国を旅し、芸術や生きる意味を問い直したという。

 森田さんは松本市の信濃むつみ高校卒業後、松本調理師製菓師専門学校で料理を学んだ。もの作りが好きで、流木や石を使って海辺に即席レストランを設け、鈴木さんに料理を味わってもらったこともある。森田さんは「2人が合わされば面白いことができると思った」と開店の動機を話す。

 店の天井には金、銀、銅に色付けした扇子を無造作に飾り、壁には流木を配置、金魚鉢もぶら下げた。畳敷きでテーブルには竹も用い、「刺激があるが、落ち着ける環境」に仕上げたという。約1カ月かけて改装し、1日に開店した。

 営業時間は午前11時半〜午後10時(金、土、日曜は午前0時まで)。水曜定休。7月初旬にはカフェ2階部分にゲストハウスもオープンする計画だ。

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