作業する芝井支部長(左)らメンバー=小矢部市津沢商工会館

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手作りの土産品いかが 来月、津沢夜高あんどん祭

北日本新聞(2019年5月17日)

 小矢部市津沢地区で6月7、8日に開かれる市指定無形民俗文化財「津沢夜高あんどん祭」に向け、市商工会女性部津沢支部が土産品作りに励んでいる。会員は「心を込めて作りました。ぜひ祭りに来てほしい」とPRする。

 市商工会女性部津沢支部では祭りの土産品を増やそうと、2005年ごろから「田楽行燈(あんどん)」作りをスタート。少しずつラインナップを増やし、法被をかたどったコースターや缶バッジなど手作り品をメインに10種類をそろえる。

 ことしは3月中旬から作業を始めた。在庫が無くなった田楽行燈の中サイズ(縦30センチ、横21センチ、奥行き12センチ)と拍子木を用意するため、16日夜は約10人が市津沢商工会館に集まった。武者絵を木枠に貼ったり、拍子木に焼き印を押したりした。拍子木は芝井和美支部長の自宅にあった桜の木から作っており、支部長は「お土産になるのは感慨深い。時代の変わる節目の年で祭りが楽しみ」と話す。

 全ての土産品は20日から同会館などで買うことができる。前夜祭の6月6日と祭り当日の7、8日はメイン会場のあんどん広場で売り場を設ける。問い合わせは市商工会津沢支所、電話0766(61)2356。

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