激しくぶつかり合う山車=富山市岩瀬白山町

激しくぶつかり合う山車=富山市岩瀬白山町

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曳き合い勇壮 港町に熱気 富山・岩瀬曳山車祭

北日本新聞(2019年5月18日)

 富山市岩瀬白山町の諏訪神社の祭礼「岩瀬曳山車(ひきやま)祭」が17日始まった。夜は山車が激しくぶつかり合う勇壮な「曳(ひ)き合い」が神社前であり、港町が熱気に包まれた。18日まで。

 祭りの目玉である曳き合いは午後10時半ごろにスタート。高さ約5メートル、重さ約5トンの山車10基が2基ずつ向かい合い、勢いよくぶつかると、沿道の住民や見物客から大きな歓声が起こった。

 日中は、華やかな「たてもん」を飾った山車12基が岩瀬地区を巡行する「曳き回し」が行われ、青空の下、「ヤサー、ヤサー」と曳き子の威勢の良い掛け声が響き渡った。

 18日は日中の曳き回しに続き、午後8時ごろから岩瀬小学校近くの忠霊塔前でお囃子(はやし)競演、午後10時ごろから曳き合いが行われる。

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