福井県福井市のフェニックス・プラザでコンサートを開く坂東玉三郎さん

福井県福井市のフェニックス・プラザでコンサートを開く坂東玉三郎さん

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坂東玉三郎さん福井に 7月公演、内外の名曲披露

福井新聞(2019年5月20日)

 歌舞伎女形で人間国宝の坂東玉三郎さんのコンサート「坂東玉三郎 世界のうた」(福井新聞社主催)は7月14日、福井県福井市のフェニックス・プラザで開かれる。歌舞伎とは異なる坂東さんの新たな魅力が楽しめるステージで、「歌はもちろん衣装、オーケストラ演奏など工夫を凝らした華やかなステージにしたい」と意気込んでいる。
 
 福井新聞社が創刊120周年記念公演として開く。坂東さんは近年、歌にも力を入れており、昨年7月には越前町で宝塚歌劇団OGとのコンサートを開いた。今回は、熊本、京都、東京、福井の4会場のみの開催となる。

 坂東さんは声の出にくさを感じた50歳ごろから、ボイストレーニングを始めた。「効率良く声帯を使う点では、歌舞伎も歌も同じ」と、勧められ10年以上にわたる訓練の成果として、コンサートの舞台に立つことにした。

 「3~5時間で物語が一つになる芝居とは違い、3~5分のなかで人生観が完結するところ」が歌の魅力だと語る。コンサートは「日本の歌」「シャンソン」「外国の歌」の三つのプログラムで構成。特に思い出深いという、1960年代から70年代の20曲を歌い上げる。

 「日本の歌」は、井上陽水さんの「つめたい部屋の世界地図」などを歌う。特に思い入れが深く、「若いころ、忙しくしていた時期にこの歌を聴き、世界を旅している気分にさせてくれた曲」だという。 ほかにも、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌「すべての山に登れ」や、シャンソンの名曲なども披露する。「歌の内容をしっかり伝えたい」とのこだわりから、すべて日本語で歌うという。

 坂東さんは「私が大好きな世界の名曲の数々を会場の皆さんに楽しんでいただけたら」と話している。

 午後1時開場、同2時開演。チケットはS席1万3千円、A席1万円(税込み)。フェニックス・プラザなど県内プレイガイドのほか、ローソンチケットやチケットぴあでも取り扱う。問い合わせは、福井新聞社事業局=電話0776(57)5180。

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