人気を集めている兼六ジュース=袋町

人気を集めている兼六ジュース=袋町

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復活の県産サツマイモ 「兼六」をジュースに

北國新聞(2019年5月25日)

 戦後に生産が一時、途絶えていた県産品種のサツマイモ「兼六」で作ったジュースが、袋町のかなざわはこまち前のスタンドに登場した。しっとり感と強い甘さが特徴で、「飲むスイートポテトのよう」と地元住民や観光客の人気を集めており、関係者は金沢の新たな魅力発信につながると期待を寄せている。
 兼六ジュースは、濃い牛乳の味わいを楽しめる「特濃ミルク」と、香ばしさが際立つ「アーモンドミルク」の2種で、4月末から週末限定で販売が始まった。濃厚な味わいが評判となり、1日で100杯を販売したこともあるという。
 兼六は県が戦時中、食糧難を乗り切る一助として開発した。種芋の保存が難しく1960年頃に姿を消して「幻のサツマイモ」と言われた。2009年に県が加工用ブランド品種として復活させた。加熱すると鮮やかなオレンジ色になる。
 はこまち内で飲食店を運営する「サビー」(野々市市)が、金沢の素材を手軽に味わってもらいたいとジュースにすることにした。夏向けに兼六スイーツの開発も検討予定で、田端弘一社長(46)は「北陸の人になじみのない地物を使い、金沢の奥深さを伝えたい」と話している。

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