武者絵に色を塗る参加者=小矢部市の新西会館

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あんどん楽しく色塗り 6月小矢部で津沢夜高祭 親子連れら制作体験

北日本新聞(2019年5月27日)

 6月7、8日に「津沢夜高あんどん祭」が開かれる小矢部市津沢地区で25、26の両日夜、あんどん作りの体験イベントが開かれた。県内各地から集まった親子連れらがミニ田楽あんどんの色塗りなどを通じて地域の伝統に触れた。

 小矢部市観光協会が毎年企画。25日夜は砺波、南砺、射水、富山の各市から12人が参加した。祭りであんどんを出す新西保存会が協力し、下絵を描いてろう引きまでしたミニ田楽あんどん(縦36センチ、横24センチ、奥行き15センチ)を用意した。勇ましい武者絵と、「令和元年」と文字が書いてある。

 保存会の7人が手ほどきし、「ろうの上に濃い色を塗るときれいにならないですよ」などとアドバイス。参加者は丁寧に色を塗って完成させていった。昨年に続いて参加した富山市浜黒崎小学校5年の田中志門君は「細かい作業が楽しい。祭りにも行きたい」、射水市大門小学校3年の田中柚愛さんは「きれいに塗れた」と満足そう。同保存会裁許の荒谷信一さん(40)は「伝統を知ってもらうにうれしい」と語った。26日夜は清水保存会と行った。

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