雪が残る山頂で景色を楽しむ登山客=26日、守門岳

雪が残る山頂で景色を楽しむ登山客=26日、守門岳

 新潟県長岡、三条、魚沼の3市にまたがる守門岳(1537メートル)で26日、山開きが行われた。この日は県内各地で真夏日を観測したが、山頂は別世界。「東洋一」といわれる大雪庇(せっぴ)も残り、県内外の約600人が新緑と残雪を楽しんだ。

 長岡市栃尾地域の入塩川登山口から登った約50人は、沢や木漏れ日が差し込むブナ林を通り抜け、4時間半ほどかけて雪が残る山頂にたどり着いた。「気持ちいい」「やったー」と歓声を上げ、景色を写真に収めていた。山頂にある守門大明神では神事が行われた。

 家族5人で登頂した見附市今町5の会社員男性(67)は「登るにつれて植物の緑の色合いが変わって楽しめた。雪庇が素晴らしく、孫と一緒に頂上まで来られて最高の思い出になった」と笑顔だった。

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