米道会長(右)らが懸垂幕を取り付けた行燈

米道会長(右)らが懸垂幕を取り付けた行燈

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北海道むかわ町に元気を 庄川観光祭で中行燈練り回し

北日本新聞(2019年5月29日)

 砺波市庄川地域の清水町清友会小若連中は6月1、2の両日、昨年9月に姉妹都市・北海道むかわ町に持参する予定だった中行燈(あんどん)を庄川観光祭で練り回す。28日は、行燈を製作した清水町清友会(米道大佑会長)の会員やOBらが懸垂幕を取り付けた。

 昨年9月の北海道地震により、むかわ町での庄川夜高行燈の練り回しが中止となったため、1日の砺波市むかわ町交流協会(雨池弘之会長)の総会に竹中喜之むかわ町長ら5人を招待し、夜高行燈を実際に見てもらうこととなった。

 中行燈は高さ3・8メートル、奥行き5メートル、幅1・8メートルで、清水町清友会の会員やOBの有志らが約40日を掛けて製作した。このほか、むかわ町の法被をプリントしたトッペ行燈2基も作った。

 28日は、米道会長や雨池会長、行燈製作の中心となった白山久一さんら7人が、行燈に懸垂幕を取り付けた。懸垂幕は縦1・5メートル、幅30センチで「がんばれ!むかわ町」の文字を書いた。米道会長は「みんなで作った行燈を楽しんでほしい」、雨池会長は「本物の夜高を見て元気を出してほしい」とそれぞれ話した。

 中行燈は、1、2の両日に開かれる祭りで、清水町の子どもたちでつくる清水町清友会小若連中が練り回す。トッペ行燈は庄川生涯学習センターや道の駅庄川に飾られる。

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