魚津水族館が5年ぶりに展示した「ナヌカザメ」

魚津水族館が5年ぶりに展示した「ナヌカザメ」

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よく見ると愛らしい目、ナヌカザメ展示 魚津水族館

北日本新聞(2019年5月29日)

 魚津水族館(魚津市三ケ)は、富山湾など日本近海にすむ小型のおとなしいサメ「ナヌカザメ」を5年ぶりに展示している。「サメは怖いというイメージがあるが、愛らしい目をしているのでぜひ見てほしい」とPRしている。

 北海道南部より南の日本各地に生息し、富山湾では水深10~100メートル付近に仕掛けられた刺し網や定置網で時々捕獲される。茶色の体に焦げ茶色の模様があり、全長約1メートルになる。

 敵を驚かせたり、捕食されるのを防いだりするため、危険が迫ると海水を飲み込んで腹を膨らませるとされている。

 約40~60センチの4匹を展示。約40センチの1匹は3月29日に魚津沖の刺し網に掛かり、漁業者が提供した。約50~60センチの3匹は愛知県の碧南海浜水族館から、魚津水族館のウマヅラハギやミズダコなどとの生物交換で取り寄せた。

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