ホタルイカの生態を説明したパネルに関心を示すドイツ人観光客

ホタルイカの生態を説明したパネルに関心を示すドイツ人観光客

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富山湾の神秘 外国人関心 滑川ほたるいかミュージアム

北日本新聞(2019年5月30日)

 ほたるいかミュージアム(滑川市中川原)を訪れる外国人観光客が増加している。4~5月だけで約700人が来場し、昨年度1年間分(約650人)を上回った。同ミュージアムは香港や韓国への営業活動の成果と、ホタルイカへの関心の高まりが理由とみており、今月からライブシアターの字幕を多言語化した。

 ほたるいかミュージアムは、ホタルイカや深海生物の生態を発光ショーや多彩な展示で楽しめる施設。滑川のようにホタルイカが沿岸まで押し寄せる場所は世界的にも珍しいことから、国外のメディアに取り上げられることが増え、近年は同ミュージアムへの来館者が増加傾向だった。

 今年の4、5月は特に大勢が訪れ、2カ月間で昨年同期の約350人の2倍となっている。同ミュージアムが昨年秋から、旅行代理店への営業活動を本格化させている香港や韓国、台湾からの団体客が多い。

 訪日外国人を誘致するインバウンドにさらに力を入れようと、受け入れ態勢の整備を進める。今月からは、ホタルイカの生態や海上観光などを説明するライブシアター映像について、英語のみだった字幕を韓国語や中国語でも流せるようにした。パンフレットも近く改良する。

 運営するウェーブ滑川の小林昌樹統括事業部長は「まだホタルイカや滑川の魅力が知られていない国・地域は多く、今後もアピールに力を入れたい」と話している。

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