日枝神社(富山市山王町)の山王まつりに合わせてグランドプラザ(同市総曲輪3丁目)周辺で開かれる「第17回とやま山王市」で、大学生でつくる「街なかメイクアップサポーター」は31日から6月2日、子ども向けの縁日ゲームコーナーを設ける。「まちなか大航海」と銘打ち、点数を競う3種類のゲームを準備。街なかの魅力も伝えようと、商店街の人気商品を景品にする。
街なかメイクアップサポーターは総曲輪通りの富山まちなか研究室MAG.netを拠点に活動している。とやま山王市では毎年、手作りゲームを企画してきた。今年は約40人が4月にテーマを「海賊」に決め、数班に分かれて準備を進めている。
会期中、コーナーを同研究室に開設。高さ140センチの大型たるに剣を刺す「黒ひげ」、鉄砲のボールで狙う「射的」、山や池、洞窟に見立てた入れ物から金と銀のアイテムを見つける「宝探し」を設ける。ゲームごとに点数を付け、総得点によって菓子店が提供する景品を贈る。
とやま山王市のブースにも出店し、くじ引きで提供する数を決めるアイス販売もある。ゲーム、アイス販売ともに1回300円。リーダーの山岸紗也さん(3年)と新村沙里惟さん(2年)は「みんなで協力して準備しているので、子どもたちに楽しんでもらいたい」と話した。