舟運が盛んだった阿賀町の川港跡などを町歩きする参加者ら=阿賀町津川

舟運が盛んだった阿賀町の川港跡などを町歩きする参加者ら=阿賀町津川

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イザベラ・バードたどる町歩き 阿賀から開始7月中旬まで

新潟日報(2019年5月31日)

 英国の女性旅行家イザベラ・バード(1831~1904)が明治時代に訪れた新潟県内各地をたどる町歩きイベントが5月25日、阿賀町を皮切りに始まった。県内外の歴史ファンら約30人がバードが滞在した同町津川地域を見て回り、川港として栄えた当時の名残や雁木(がんぎ)が残る現在の町並みに思いをはせた。

 ガイド活動に励む同町、新潟市、胎内市の9団体でつくる「にいがたまちあるきネットワーク」が主催した。各団体が自治体の枠を超えて共同開催するのは初めて。バードゆかりの2市1町を7月中旬まで6回に分けてガイドと歩くリレー形式の企画で、初回を阿賀町でスタートした。

 バードは1878(明治11)年に来日し、7月1~3日まで津川に滞在した。著書「日本奥地紀行」では阿賀野川を絶賛し、津川について「多くの物資がここから新潟に船で送られる」「庇(ひさし)の下がベランダ(雁木)となって続いて」などと記述している。

 町歩きでは、参加者が4班に分かれて津川の中心街を巡った。阿賀野川の舟運で物資が行き交った川港跡や、地元で「とんぼ」と呼ばれる雁木の町並みなどを約2時間かけて練り歩いた。ガイドの説明に耳を傾けるだけでなく、熱心にメモを取る姿も見られた。

 五泉市の女性(67)は「バードさんの視点は共感できる部分があった。別の回もできる限り参加したい」と笑顔だった。

 イベントは第4回までは既に申し込みがいっぱいだが、5回目(7月7日)の新潟市北区木崎、6回目(7月13日)の胎内市中条では参加者を募集している。問い合わせは5回目が新潟市北区観光協会支局、025(259)5811、6回目が胎内市観光協会、0254(47)2723。

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