提灯を手に元気よく歩く法被姿の子どもたち=金沢市広坂1丁目

提灯を手に元気よく歩く法被姿の子どもたち=金沢市広坂1丁目

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提灯揺らし城下町練る 金沢百万石まつり開幕を告げ

北國新聞(2019年6月1日)

 第68回金沢百万石まつりは31日、3日間の日程で開幕した。金沢市内各地で特別協賛行事「子ども提灯(ちょうちん)太鼓行列」が繰り広げられ、法被姿の児童生徒ら約1万2千人が赤色の提灯を揺らしながら城下町を練り歩き、令和最初のまつりの訪れを告げた。
 しいのき緑地で行われた出発式には52団体約8千人が集まった。日中に降っていた雨はやみ、高岡中吹奏楽部によるファンファーレで幕を開けた。
 ソプラノ歌手石川公美さんが市歌を独唱、市子ども会連合会少年委員長の和田七海さん(西南部中3年)が出発宣言し、子どもたちが提灯を手に各校下に向かって歩を進めた。川崎市で起きた殺傷事件を受け、周辺をパトカーが巡回した。
 メイン行事の「百万石行列」は1日午後2時に金沢駅東広場前で始まり、同4時から金沢城公園で入城祝祭が行われる。同公園では1、2日に特別協賛行事「加賀百万石『盆正月』」(北國新聞社後援)が開催される。
 金沢地方気象台によると、1日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、金沢の最高気温は25度の予想となっている。まつり最終日の2日は曇りで、最高気温は金沢27度となる見込み。

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