水車小屋風に改修した物置小屋を紹介する中平会長

水車小屋風に改修した物置小屋を紹介する中平会長

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活動拠点に"水車小屋" 黒部の前山里山ほたるの会 風景に合わせ物置改修

北日本新聞(2019年6月3日)

 里山再生に取り組む黒部市前沢地区の「前山里山ほたるの会」(中平一郎会長)は、活動拠点のそば畑にある古い物置小屋を、水車小屋風の外観に改修した。活動拠点のシンボルとして、今後、内部をどのように活用するか検討していく。

 前山里山ほたるの会は、荒れ放題の耕作放棄地をホタルが飛び交う里に戻そうと、市内外の有志で2014年に結成。そばを栽培してそば祭りを開いたり、小川を整備してホタルの観賞会を開いたりと地域の活性化に努めてきた。

 小屋はトタン張りでさびがひどく、景観を損ねていたため、整備した周囲の風景に合うよう水車小屋風に改修した。水車は、上市町極楽寺の土木建築・運送業「きんた」の厚意で無償で譲り受けた。壁は市内外のボランティアがペンキを塗って土壁風に仕上げ、一部に杉の皮を張った。屋根も直し、3月の着手から約2カ月間かけて完成させた。

 中平会長は「水車の提供など、いろんな人の善意と協力で見違えるような小屋になった」と感謝する。内部は現時点では物置となっているが「地域活性化のためにどう活用していくか、皆さんからアイデアを募りながら考えていきたい」と話した。

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