７月１日の白山夏山開きに向け、白山観光協会の職員らは３日、白山市白峰の市ノ瀬地区から、白山室堂ビジターセンター（２４５０メートル）まで食料などの物資をヘリコプターで空輸し、登山客をもてなす準備を整えた。
　この日は２６回に分けて売店商品や日用品など計約４０トンを運んだ。前日の２日は、軽油やガスボンベなどの燃料を空輸した。
　協会によると、室堂周辺には現在、最大で１メートルの積雪がある。室堂と白山雷鳥荘の宿泊予約は３０日が計１００人、７月１日が計１２人となっている。