屋根をこけらぶきにするなど創建当初の姿に復元された勝興寺経堂=高岡市伏木古国府

屋根をこけらぶきにするなど創建当初の姿に復元された勝興寺経堂=高岡市伏木古国府

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勝興寺経堂 当初の姿に こけらぶき屋根復元

北日本新聞(2019年6月5日)

 「平成の大修理」が行われている高岡市伏木古国府の国重要文化財・勝興寺は4日、経堂の修理が完工した。瓦ぶきだった屋根をこけらぶきにするなど、創建当初の姿に復元された。

 経堂は1805年に建立され、1995年に同文化財に指定された。規模や構造は創建当初からほとんど変わっていないが、屋根が瓦ぶきに変更されていた。

 経堂の修理は2017年から2年間かけて実施され、文化財建造物保存技術協会(東京)が設計監理、田中社寺(岐阜)が施工を担当。屋根をスギ材のこけら板でふき替えた。耐震補強も施した。

 同寺は1998年から大修理が行われている。鼓堂は今秋、総門は来年に完工する予定で、2020年度内に全ての修理を終える。

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