滑川、魚津、黒部、入善、朝日の5市町と日本郵便は4日、魚津市役所で、広域包括連携協定を結んだ。安心安全な暮らしの実現や観光振興など多分野で協力する。同社が複数自治体と広域包括連携協定を結ぶのは全国で初めて。
上田昌孝滑川市長、村椿晃魚津市長、大野久芳黒部市長、笹島春人入善町長、水野真也朝日町企画振興課長と、各市町代表の郵便局長が協定書を交わした。
5市町の首長は「個々の魅力を磨き、結び付ける取り組みができたらいい」「エリアを越えた課題解決につなげたい」などと述べ、同社の山根鉄郎北陸支社長は「広域ならではの取り組みを検討したい」と話した。
今後は、7月3、4の両日、KITTE東京(東京)の観光物産フェアで、知名度向上に向けたPRを行う。オリジナルフレーム切手の発行をはじめ、子どもや高齢者の見守り、災害時の支援などでも連携を検討する。