岐阜県側から開通した「白山白川郷ホワイトロード」で「ふくべの大滝」を楽しむ観光客=白山市

岐阜県側から開通した「白山白川郷ホワイトロード」で「ふくべの大滝」を楽しむ観光客=白山市

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石川側、通行止め続く ホワイトロード、岐阜側から部分開通

北國新聞(2019年6月8日)

 白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」のうち、岐阜側の馬狩料金所(白川村)と石川側の中宮レストハウス(白山市)間が7日、部分開通した。部分開通期間中は中宮レストハウスで折り返し、石川方面への通り抜けはできない。片道料金のみで利用できる。
 馬狩料金所では、白川村の成原茂村長ら関係者約80人が出席し、安全祈願祭と開通式を行った。成原村長は「石川側はまだ工事中だが、利用者数を増やすために、白山市と協力していきたい」とあいさつした。
 この日は朝から断続的に雨が降り、霧も濃い状態で、景色はほとんど見えなかった。6日夕から料金所前に並んだ岐阜県大垣市の会社員植松晃弘さん(24)は「昨年は3番目だったので、今年は1番目を狙った。先頭を走れて光栄」と話した。
 石川側の起点から1・6キロの地点で昨年12月、道路ののり面が高さ40メートル、幅40メートルにわたり崩落しているのが見つかり、応急対策工事のため石川側の無料区間4・5キロのうち3キロが通行止めとなっている。全線開通は7月中旬の見込み。
 ホワイトロードは全長33・3キロ。白山国立公園内の標高600~1450メートルを走り、車窓からは新緑が映える渓谷の雄大な景色などが楽しめる。

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