来場者に作品解説する寺田さん(手前左)=高岡市美術館

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技法・作り手の思い解説 9日まで伝統工芸展 高岡市美術館

北日本新聞(2019年6月9日)

 高岡市美術館で開催中の第58回日本伝統工芸富山展は8日、最終日を翌日に控え、「用の美」を追究した匠(たくみ)の技を見ようと大勢が訪れた。日本工芸会富山支部会員による作品解説があり、技法や作り手の思いを語った。

 同展は、同支部会員や一般の入賞、入選作を展示。小森邦衞さん(漆芸、石川)や大澤光民さん(金工、高岡)ら重要無形文化財保持者(人間国宝)を含む県内外の著名作家らも賛助出品し、168点が並ぶ。

 この日は寺田博さん(漆芸)と大澤浩美さん(染織)が解説を担当。それぞれの分野の作品について、素材や技法などを説明した。

 開場は午前9時半~午後5時。入場料は一般800円、シニア640円、大学生500円、高校生以下無料。9日午後2~3時の作品解説は、石井秀山さん(陶芸)と長岡由美子さん(諸工芸)、平岡彰子さん(人形)が担当する。高岡市美術館、日本工芸会富山支部、同会、北日本新聞社主催。

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