福井県あわら市の北潟湖畔花菖蒲園で6月8日、「第33回花菖蒲まつり」(福井新聞社後援)が開幕した。黄色や紫など色鮮やかなハナショウブがかれんに咲き、訪れた人を楽しませている。16日まで。
広さ7千平方メートルの園内にある300種、20万本のハナショウブは5月下旬から咲き始め、現在は全体の5割ほどが花を付けている。週末に向けて見頃を迎えるという。
この日は、小雨がぱらつくあいにくの天気だったが、カップルや夫婦、友人同士など多くの来場者があり、風に揺れるかれんな花を写真に収めたり、一株買い求めたりしていた。ハナショウブの植え方教室のほか、ベリーダンスなど多彩なステージイベントもあった。
期間中は特産市や北潟湖を船で巡る湖上遊覧も開催する。