献茶式でお点前を披露する猶有斎千宗左宗匠

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開祖の遺徳しのぶ 高岡・国泰寺で献茶式

北日本新聞(2019年6月12日)

 高岡市太田の臨済宗国泰寺派大本山・国泰寺で11日、献茶式が行われ、表千家同門会県支部(谷野亮爾支部長)の会員ら約350人が開祖・清泉禅師の遺徳をしのんだ。

 国泰寺献茶式奉賛会(谷野会長)と同支部が毎年開き、44回目。尺八の音色が響く厳かな雰囲気の中、本堂で表千家家元の猶有斎千宗左(ゆうゆうさいせんそうさ)宗匠が濃茶と薄茶をたて、同寺の澤大道管長が仏前に供えた。

 出席者は般若心経を唱え、開祖や表千家の歴代宗匠、同門会員ら物故者をしのんだ。古くなった茶せんの供養もあり、感謝の気持ちを込めて燃やした。

 式に合わせて茶会も開かれ、拝服席と本席、副席を用意。出席者は心穏やかに一服を味わった。

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