空き家を活用した野外レストラン兼ゲストハウスを運営する今井将智さん(右)と田中美央さん=三条市庭月

空き家を活用した野外レストラン兼ゲストハウスを運営する今井将智さん(右)と田中美央さん=三条市庭月

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食べて泊まって愛そう下田 野外レストラン兼ゲストハウス

新潟日報(2019年6月12日)

 新潟県三条市下田地区に、空き家を活用した野外レストラン兼ゲストハウス「村長の家」がオープンした。地元の若者が立ち上げた会社が運営する。玄関脇に下田豚のソーセージを使ったホットドッグを提供するキッチンカーも設置し、「観光客や移住希望者に、下田の魅力を伝える玄関口にしたい」と意気込む。

 運営するのは「株式会社下田村」。同市仲之町の中心市街地拠点施設「TREE」のスタッフ今井将智さん(27)が昨年12月、下田地区で観光事業に取り組もうと設立した。地区で人口減少が進む中、「観光振興を図って働く場をつくり、下田で生まれた子どもが100歳まで豊かに生きていけるようにしたい」との思いからだという。

 移住体験施設として市が所有者から借りている同市庭月の空き家を活用し、5月末にオープンした。和室や床の間がある木造2階建てで、延べ床面積約280平方メートル。空き家はこれまで新潟市の会社が運営してきたが、ことし4月に「下田村」が引き継いだ。

 「星空レストラン」と銘打ち、裏庭で食事を提供しようと、10人程度でバーベキューを囲めるテーブルを新たに設置。玄関脇に中古のワンボックス車を改装したキッチンカーを据え、2階の3部屋をゲストハウスに充てた。下田地区の地域おこし協力隊員だった田中美央さん(30)が運営に協力する。

 キッチンカーの調達費には「下田村」設立前、会員制交流サイト(SNS)で募った「応援金」を活用した。今井さんの思いに賛同した知人ら90人から計100万円が寄せられており、「応援金には、下田を元気にしたいという思いがたくさん込もっている。地域全体が潤うような事業を展開して応えたい」と話した。

 野外レストランは午後5時~9時の営業で完全予約制。バーベキューなどアウトドア料理のコースを提供する。ゲストハウスは個室1人5千円、ドミトリー(相部屋)同3千円(休前日千円増し)。キッチンカーは火曜定休。

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