丸々と育ったスイカ=下安原町

丸々と育ったスイカ=下安原町

石川県 金沢市周辺 特産

金沢すいか、みずみずしく

北國新聞(2019年6月13日)

 下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で12日、県産スイカの出荷が始まり、生産者らが13日の競りに向け、みずみずしく育った「金沢すいか」約3800玉を選別した。競りでは改元を記念し、表面に「令和」の文字の入った2玉もお披露目される。
 同集出荷場西瓜(すいか)部会の荒川顕博部会長(45)は、昨年2月の大雪で多くのハウスが倒壊したが、ほぼ復旧したとし「暑すぎる日はスプリンクラーでスイカを冷やすなどして温度調整し、最高の出来栄えになった」と話した。
 「金沢すいか」は市の農産物ブランド「金沢そだち」に認定されており、県産スイカの7割を占める。出荷は7月下旬まで続き、生産量は猛暑で落ち込んだ昨年より2万玉多い約84万玉を見込む。

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