「ヒマラヤの青いケシ」として親しまれるメコノプシスの花が、大鹿村鹿塩の中村農園で咲き始めた。快晴となった13日は、空の青さと花の爽やかな青色が"競演"。訪れた人が写真を撮影して楽しんでいた。
同農園は約20アール。村中心部から車で約30分上がった標高約1500メートルにある。代表の中村元夫さん(76)によると、今年は昨年より1週間遅い8日に開園したが、暖冬などが影響して、例年より花の数は少ないという。
岡谷市の岡本民子さん(69)は、娘の伸恵さん(39)と一緒に晴れ間を狙って訪れた。岡本さんは2度目の来園といい、「寒そうな山の上でも立派に咲いている姿に感激した」。伸恵さんも「山の緑と、花の青がとてもよく映える」と話していた。
開園時間は午前8時〜午後5時、入園料500円。今月末までの開園を予定している。