日本ワインの魅力を伝える「ミス・ワイン」の長野大会でグランプリに選ばれた上田市の武田紗知さん(30)が13日、上田市役所を表敬訪問した。都内で11月に開かれる日本大会を控え、「県産ワインなど好きなワインの魅力を多くの人に伝えていきたい」と抱負を述べた。
ミス・ワインは、衣料品販売などのグローバルユニット(千曲市)が信州や日本の文化を発信しようと、一般社団法人ミス・ワイン(同)を設立。省庁や塩尻市の協力を得てコンテストを開き、長野大会は今年で4年目、日本大会は3年目となる。
長野大会は5月に塩尻市で開いた塩尻ワイナリーフェスタに合わせて開き、県内外の30人から武田さんが選ばれた。ワインの魅力をどう広めていくか―などを2分ほどのプレゼンテーションでアピールしたという。日本大会は長野を含む全国7カ所の予選を勝ち抜いたミス・ワインがプレゼンや歩き方などを競う。
上田市中心市街地の和菓子店が実家の武田さん。「職人が和菓子に込めるこだわりのように、(ミス・ワインとして)表に見えない生産者のこだわりを伝えたい」と話した。