「いみずサクラマス手打ち中華そば」を手に笑顔を見せる栗原会長

「いみずサクラマス手打ち中華そば」を手に笑顔を見せる栗原会長

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サクラマスのラーメン開発 麺家いろは限定販売

北日本新聞(2019年6月15日)

 ラーメン店「麺家(めんや)いろは」を運営する天高く(射水市戸破・小杉)は、同市で完全養殖された「いみずサクラマス」のあらでスープを取ったラーメンを開発した。同社によると、サクラマスを原料にしたスープを使ったラーメンは他に例がないという。15日から同市戸破の射水本店の限定メニューとして販売する。

 「いみずサクラマス手打ち中華そば」と名付けた新商品は、サクラマスの背骨と頭部のあらを約5時間煮出したスープが最大の特徴。生臭さはなく、サクラマスのうま味を楽しめる上品な味わいを持つ。県産小麦の全粒粉を用いた手打ちの太麺でアクセントを付け、桜をかたどったいみずサクラマスのつみれや煮卵などをトッピングしている。

 商品開発は3月からスタートし、何十回も試作を繰り返したという。同社の栗原清会長は「完成度の高いスープになった。射水ブランドのPRに貢献していきたい」と述べ、将来は県外の店舗や「東京ラーメンショー」での提供を検討していくとした。

 14日はアイザック小杉文化ホールで試食会があり、市やいみずサクラマスの養殖を行う堀岡養殖漁協の関係者ら約50人がラーメンに舌鼓を打った。ラーメンは1杯980円。いみずサクラマスの漁獲量が限られているため、本年度の販売は秋ごろまでを見込む。

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