展望台からは田んぼアートとともに北アルプスや田園風景が一望できる

展望台からは田んぼアートとともに北アルプスや田園風景が一望できる

長野県 白馬・安曇野 祭り・催し

「金栗四三」くっきり 安曇野の田んぼアート見頃に

信濃毎日新聞(2019年6月15日)

 歌舞伎俳優中村勘九郎さんがNHK大河ドラマ「いだてん」で演じる熊本県出身のマラソン選手金栗四三(かなくりしそう)を描いた安曇野市の「田んぼアート」が見頃を迎え、市内の安曇野スイス村に設置した展望台が15日、オープンする。緑や紫、黒など8種の苗で、にこやかに笑う表情や走る姿を細かく表現した。9月28日まで。8万人の観覧を見込む。

 展望台は高さ6・6メートル。30段の階段を上ると、田んぼアートとともに水田や屋敷林といった田園風景が広がる。市観光協会の白沢勇一事務局長は「稲が成長し、風に揺らぐと絵柄が動いているようにも見える。稲の発色も変化していくので2回、3回と楽しんでほしい」としている。

 市や市観光協会などの実行委員会主催。15日は田んぼアートのアドバイザーで俳優の永島敏行さんらが訪れ、テープカットを行う。9月29日には稲刈りイベントも開く。展望台の観覧料は一般300円、小学生100円。

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