北國街道の情緒を感じながら歩を進める参加者=津幡町内

北國街道の情緒を感じながら歩を進める参加者=津幡町内

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北國街道を歩く 参勤交代のルートで健脚

北國新聞(2019年6月16日)

 金沢城から東京までの参勤交代ルートをたどる「北國街道を歩く」(本社主催)の第3回は15日、津幡町の「倶利伽羅源平の郷・竹橋口」から小矢部市の「倶利伽羅源平の郷・埴(は)生(にゅう)口」まで約9・5キロのコースで実施された。参加者約110人は、沿線の名所旧跡の歴史に理解を深めながら歩を進めた。
 竹橋宿では、加賀藩から交通と物資運搬の拠点に指定された宿駅(しゅくえき)として栄えたことが紹介された。県境付近の倶利伽羅古戦場では、1183(寿永2)年の倶利伽羅峠の戦いで、源氏・木曽義仲軍が牛の角にたいまつを付けて平家軍を急襲した「火牛の計」について学んだ。
 「北國街道を歩く」は全21回で、次回は7月6日に埴生口から高岡市立野までの約11キロを歩く。問い合わせはほっこく観光=076(263)3565=まで。

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