研磨炭や製炭師を紹介する写真展=福井県おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」

研磨炭や製炭師を紹介する写真展=福井県おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」

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「研磨炭」奥深さ知ろう おおい・名田庄で写真展

福井新聞(2019年6月16日)

 漆や金属工芸品の表面を磨くために使われる「研磨炭」や、福井県おおい町名田庄地区在住の製炭職人、木戸口武夫さん(59)を紹介する写真展が、同町里山文化交流センター「ぶらっと」で開かれている。写真を中心に約60点の資料を並べ、研磨炭の奥深さや木戸口さんの魅力を発信している。24日まで。

 名田庄公民館と図書館が毎年、旧名田庄村ゆかりの人を「郷土の人」と題して紹介している。

 木戸口さんは福井県の旧今立町出身。脱サラしておおい町内の製炭職人に師事し独立。用途の異なる4種類の製造技術を持つのは国内ただ一人で、2017年に「現代の名工」に選ばれている。

 研磨炭の実物4種類を並べ、3年以上かけて作られる特殊な工程を写真やイラストで解説。燃料炭との違いも分かりやすく伝えている。木戸口さんの幼少時代からの経歴も写真で紹介され、穏やかな人柄が伝わってくる。名田庄公民館・図書館の治部ひろみ館長は「研磨炭の魅力と夫婦二人三脚でやってこられた姿を多くの人に知ってもらいたい」とPRしている。火曜日休館。

 木戸口さんの講演会が22日午後7時から同センターで開かれ、炭との出合いについて語る。無料。

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