庄川のアユ釣り漁が解禁された16日、砺波市内のアユ料理店では県内外から客が訪れ、旬の味覚を楽しんだ。
この時期のアユは、香りが良く、脂が乗っていて身がふっくらとしている。
同市庄川町金屋の「鮎の里」では、午前11時のオープン前から客が列を作った。店内には炭火の香りが漂い、客は体長13センチほどのアユの塩焼きのほか、甘露煮や酢の物などを味わった。石川県七尾市から夫婦で訪れた柳瀬卓也さん(62)は「癖がなく頭から尻尾までおいしく食べられた」と話した。
高宮伯典店長は「アユは日本のわびさびの味。幅広い世代の人に堪能してほしい」と話した。