アンズの色や傷の有無を確かめる農協職員

アンズの色や傷の有無を確かめる農協職員

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千曲特産アンズ、出荷開始 収穫減っても育成は順調

信濃毎日新聞(2019年6月17日)

 ながの農協(本所・長野市)は16日、千曲市特産のアンズの出荷を始めた。同農協によると、今年は春先の冷え込みや凍霜害の影響で収量は例年の7割余にとどまる見通し。ただ、被害のなかった実の生育は順調といい、7月下旬まで県内や都内を中心とした関東地方に出荷する。
 この日は千曲市森と同市羽尾の農協施設に、ジャムなどにする主に加工用の品種「平和」が230キロほど箱詰めで農家から届いた。農協職員はアンズの傷や病気の有無、色の良しあしを丁寧に確認していた。
 今後は生食用の「ハーコット」などの収穫、出荷も始まる。出荷作業に当たった同農協の伊部和真さん(29)は「例年よりも数は少ないが、病気もなく、質の良いアンズを出荷できる」と話していた。

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