九谷焼の図柄を使った紙皿=能美市九谷焼資料館

九谷焼の図柄を使った紙皿=能美市九谷焼資料館

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能美の資料館 九谷焼図柄の紙皿お目見え

北國新聞(2019年6月19日)

 能美市九谷焼資料館に18日、九谷焼の図柄を印刷した紙皿がお目見えした。手掛けたのは企画会社ヨシタデザインプランニング(金沢市)で市の芸術による誘客事業「ウルトラアート」でオープンデータ化されている九谷焼の名作の画像を活用した。図柄は計6種類で幅広い世代に九谷を身近に感じてもらう。
 紙皿は直径18センチで、古九谷「色絵花鳥図平鉢(いろえかちょうずひらばち)」や九谷庄三(しょうざ)作「色絵朝顔仔猫(いろえあさがおこねこ)図(ず)平鉢(ひらばち)」など、いずれも資料館が所蔵している江戸初期から明治中期の作品がプリントされている。
 資料館や県内の土産物店で販売するほか、29日~9月1日には奈良県立美術館で開催される企画展でも紹介される。6枚1セットで価格は540円(税込み)。
 葭田(よした)譲代表(51)は「料理や菓子を乗せると高級感が出る。さまざまな場面で使ってみてほしい」と話した。

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