ご神体を迎える祭壇を準備する地元の人たち=金屋町公民館

ご神体を迎える祭壇を準備する地元の人たち=金屋町公民館

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ご神体迎える祭壇設営 高岡金屋町御印祭

北日本新聞(2019年6月19日)

■きょう19日前夜祭、 「弥栄節」に合わせ町流し

 高岡鋳物発祥の地、高岡市金屋町の礎を築いた前田利長をしのぶ御印祭(ごいんさい)(北日本新聞社共催)が19、20の両日、金屋町一帯で開かれる。18日は金屋町公民館に祭壇が設けられるなど準備が進み、会場周辺に厳かな雰囲気が漂った。

 同公民館では、実行委員会(嶋田一成会長)のメンバーらがご神体を迎えるための祭壇を設営。館内には紅白幕を張った。祭りの幕開けを告げる「御印太鼓」のリハーサルは金屋緑地公園であり、地元の小中学生が演奏を最終確認した。

 嶋田会長は「いよいよ本番が迫り、気持ちが引き締まる。訪れた人が楽しめる祭りにしたい」と話した。

 同祭は利長の命日の6月20日(旧暦5月20日)に合わせて毎年開催。19日の前夜祭では午後7時半から、千本格子の町家が連なる石畳通りで鋳物作業歌「弥栄節(やがえふ)」に合わせて踊る町流しがある。本祭の20日は利長墓所と金屋緑地公園で奉納踊りなどを行う。

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