手まり型のあめの作り方を参加者に教える太田さん(中央)

手まり型のあめの作り方を参加者に教える太田さん(中央)

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あめ作り体験工房オープンへ 松本の老舗あめ店

信濃毎日新聞(2019年6月19日)

 松本市大手2の老舗あめ店「山屋御飴所(おんあめどころ)」は7月、観光客らがあめ作りを体験できる工房をオープンする。かつて全国有数のあめの産地だった松本の文化を市内外に知ってもらおうと、同店代表太田喜久さん(57)が木造の自宅を改装。18日、海外の観光客らが訪れる市内のゲストハウス3カ所の従業員ら計6人があめ作りを体験した。

 体験は米と麦芽を練って白くなった「米あめ」の塊を使う。参加者は塊に赤や青のあめを付け、棒状に延ばした。その後、金属製の専用の道具で切断。直径約1・5センチと約2センチの手まり形のあめや、渦巻き形のあめを作った。

 松本市城西のゲストハウス「サンキュー・ヒポポタマス・ホステル」従業員の東舞香さん(40)は、外国人観光客は自然を楽しみに訪れるが、雨が降ると遊べる場所が限られるとし、「松本ならではの体験ができていい。触った感触が不思議」と話した。

 料金は2160円。体験は7月6日から始め、土日に1日4回ずつ開く。山屋御飴所のホームページから申し込む。問い合わせは同店(電話0263・32・4848)へ。

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