首都圏から夏休みの家族旅行を呼び込もうと福井県は6月14、15の両日、東京・JR上野駅のコンコースで観光誘客イベントを繰り広げた。恐竜の大型バルーンなどを展示し、「恐竜王国福井」をPRした。
県内観光地への誘客を図るとともに、北陸新幹線の敦賀開業に向けた認知度アップのため、2014年度から毎年取り組んでいる。初日の14日は県、福井市、あわら市観光協会、越前町観光連盟などの職員18人が参加した。
中央改札外のコンコースに全長約5メートルのフクイラプトルのバルーン、動く恐竜ロボットを並べた特設ブースを開設。県内17市町の観光ポスターとパンフレットを集めたコーナーも設け、福井の魅力を発信した。
ブース近くのステージではじゃんけん大会などを行い、家族連れらを楽しませた。県の担当者は「夏休みには県立恐竜博物館の特別展を見に来てほしい。北陸新幹線の敦賀開業に向けて福井の食などもPRしたい」と話していた。